江幡 吉昭.com

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2020.04.06 週刊誌

今日発売の週刊現代に掲載されている記事の回答全文

週刊現代ではアンケートに回答する形式で取材を受けましたが、実際に掲載された内容はごく一部でした。

よってここに現代宛に回答したアンケートの全文を公開いたします。

 

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●質問1
新型コロナウイルスの流行前、主にどのような金融資産を保有していましたか。ここ最近で特に注力していた銘柄や投資信託、その他金融資産はありますか。また、それはどのような理由ですか。

 

〇回答1
ドル円のショートポジション(FXで売り持ち)、日経平均のショートポジション(CFDで売り持ち)を保有していました。
顧客にはETFの日経ダブルインバース(1357)※これもショートポジションを買う
や、SBI日本株3.7倍ベアという投資信託(日経平均のショートポジションを買う)を買ってもらっていました。
それはバブルの崩壊です。2012年のアベノミクスから長らく続いていた好況は2018年あたりからバブルと分析しておりました。
理由は不動産価格、株価、為替、経済指標、大衆心理から総合的にバブル崩壊を予想していました。
しかしそのトリガーが何かは我々にもわかりませんでした。米大統領選なのか何なのか。
まさか疾病とは思ってもいませんでしたが、バブルの崩壊は的中したようです。

 

 

●質問2
新型コロナウイルスによる株価の乱高下を受けて、「買うのをやめた」「売った」「逆に買い増した」「長期的な保持を決めた」金融資産はどのようなものがありますか。その理由も合わせて、お聞かせ願えると嬉しいです。

 

〇回答2
上記、ドル円のショートポジション(FXで売り持ち)、日経平均のショートポジション(CFDで売り持ち)、
ETFの日経ダブルインバース(1357)、SBI日本株3.7倍ベアという投資信託(日経平均のショートポジションを買う)
すべて手じまいました。理由はある程度儲かったからと大衆心理が総悲観になったからです。
新たに、日経平均のロングポジション(CFDで買い持ち)を短期的に買いだしました。
理由としては「相場はみなと同じ方向を向いていたら儲からない」というポリシーに基づきます。
新型コロナ事態に関しては、いつ収束するかわからないものの、日銀の買いが市場には大きなプラスの影響があります。
(長期的には逆に大きなリスクですが。)
よって、短期的には買いと判断しました。ただし大きくは上昇しないとみています。
また、ゴールドは有事の金として今後大きく上昇することが期待できると思います。

 

 

●質問3
ウイルスによる経済への影響(主に国内)は、今度どれほど続くと予測されていますでしょうか。また、現在の市場の反応については、過剰だとみるか、調整段階とみるか、適正な数字に戻ったと見るか、もっと落ち込んでいてもおかしくないとみるか、どのようにお考えでしょうか。

 

〇回答3
短期的には新型ウイルス自体のリスクは、大都市のロックダウンのみと思っています。
よってそれほど悲観しておりません。
(何度も感染するというリスクは来年の話になると思いますし)
一方中長期的には、米200兆円超の金額(リーマンショックでは中国が約60兆円で世界を救ったともいわれましたが)
の財政出動、ECB(欧州中央銀行)が90兆円の債券買い入れ(量的緩和)をしており、
日本、欧州、中国、米国の財政出動は現時点ではプラス効果ではあるものの。
今後、ギリシャショックのような国家レベルでの信用不安を一時的にせよ、巻き起こすことになる可能性があると思います。
リーマンショックのときは、2007年サブプライム危機→2008年リーマンショック→2009年ギリシャショック
と相場は落ち着きを取り戻し上昇しては下落を繰り返し、最後は大きく下落しました。
今回も、短期的にはそれ程悲観していないものの、中長期では中央銀行や政府が切れる政策カードは限られており非常に悲観的です。